月. 12月 23rd, 2024

はじめに

本日はJavaにおける重要な概念であるpublicとprivateについて解説しています。

そもそもpublicとprivateは何?

一言で言うと、両方はプログラムやコード内でアクセス(範囲)制御に使用されるキーワードです。
publicはクラスの外からアクセスできるようにメンバー(変数やメソッド)を制御してくれます。
一方、privateはクラス内からしかアクセスできるようにメンバーを制御してくれます。

public

  • クラスの外部からアクセスできるメンバーを指定する時に使う
  • publicで定義したメンバーは、どのクラスからでもアクセスできる(外部のコードから利用可能)
  • 他のクラスからpublicメンバーにアクセスする場合、インスタンス化ORオブジェクトが必要

例:

public class MyClass {
    public int publicVariable;
    public void publicMethod() {
        // メソッドの中身
    }
}

private

  • クラス内部からしかアクセスできないメンバーを指定する時に使う
  • privateで定義したメンバーは、クラスの外部からは直接アクセスできない。
  • 他のクラスからprivateメンバーにアクセスする時に、公開用のメソッド(getterやsetter)を介してアクセスする必要がある。

例:

public class MyClass {
    private int privateVariable;
    public void setPrivateVariable(int value) {
        privateVariable = value;
    }
    public int getPrivateVariable() {
        return privateVariable;
    }
}

getterとsetterについて下記の記事をご参考ください。

終わりに

要は、”public”は外部からのアクセスを許可し、”private”は外部からのアクセスを制限するために使用されます。

アクセス制御は、データの情報隠匿とコードの安全性を確保するために非常に重要な役割を果たしています。ぜひ意識しながらコーディンクをしてみてください!

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